黒縁眼鏡は海を飛ぶ

IT中心にそこはかとなく

sudoのログ出力先を変える

サーバを弄る時、無闇やたらにroot様になることがないよう、適当なユーザにsudoで権限を与えてあげるというのは一般的な運用かと思います。
(私が今まで経験した案件では問答無用でsu -するところしかありませんでしたが。)

このsudo、デフォルトでは/var/log/messagesにログを吐くようになっているようですので、折角ですから個別にログファイルを用意してあげることにしました。

sudoのログにsyslogのlocalを割り当てる

とはいうものの、manによるとデフォルトでlocal2が割り当てられているようです。
確認していないのでなんとも言えませんが、manに書いてあるくらいですからそうなのでしょう。(適当)

ということで以下。

# visudo

.....
Defaults syslog=local0

上記のDefaults行を追記してあげることで、syslogのlocal0をsudoのログに割り当てることができます。

syslogの設定を変更する

これはもう以下。

# vim /etc/rsyslog.conf

...
local0.*              /var/log/sudo.log
*.info;mail.none;authpriv.none;cron.none;kern.info;local0.none                /var/log/messages
...

local0(sudo)の全てのpriorityは/var/log/sudo.logに吐きなさいよ?けど/var/log/messagesに吐かなくていいんやで?という内容を書いています。

あとはservice rsyslog restartとしてあげればあら不思議、です。

  

どうでもいいけど、RHEL7(CentOS7)が正式にリリースされて、systemdが採用されたことでserviceコマンドから卒業しないといけなくなりましたね。
Network系のコマンドもnmcliとかなんとかがあるようなので、お勉強しないといけません。