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FedoraにRubyのGUIツールキットShoes導入

「RとRubyによるデータ解析入門」を買いました。僕も探検したいので読み進めているのですが、RubyGUIキットShoesのインストールにハマったのでメモ。

RとRubyによるデータ解析入門

RとRubyによるデータ解析入門

使用しているOSはFedora 23 WorkStationです。


Shoesの導入

$ git clone https://github.com/shoes/shoes.git
$ cd shoes
$ gem install bundler
$ bundle install
$ rake

ストレートでいかないだろうなあと思っていたら、当然のようにbundle installに失敗しました。
ちゃんとドキュメントを読まないとダメですね。

Rubyのバージョンが1.9.3(以上ではないっぽい)じゃないとダメだそうなので、

$ rbenv install 1.9.3-p551
$ rbenv global 1.9.3-p551

と実行してRubyのバージョンを変えます。

これでもまだ足りないので、いくつかパッケージを導入しないといけません。

$ sudo dnf install libcurl-devel libjpeg-devel giflib-devel portaudio-devel 

僕の環境では上記だけでOKでしたが、それでもダメな場合はGithubのWikiを参照ください。

そろそろいけるんじゃね?と再度rakeを実行すると、ldに失敗した旨のログが出ます。 これが厄介でハマること2時間、どうやらRubyのビルドオプションとして--enable-sharedを指定しておけばいいっぽい。

$ rbenv uninstall 1.9.3-p551
$ RUBY_CONFIGURE_OPTS="--enable-shared" rbenv install 1.9.3-p551
$ bundle install
$ rake

rbenvでRubyインスコする時にもビルドオプション指定できるのですね。勉強になりました。