黒縁眼鏡は海を飛ぶ

IT中心にそこはかとなく

iPadでコードは書けるか

iPad Proめっちゃカッコいい

明確にいつかは忘れたけど、新型iPad Proが去年の10月頃に発売されましたね。 あの板感に感動して何度も買おうとApple Storeに通ってますが、毎度値段の高さにビビって買えてません。 買えてませんが、いいですよねiPad Pro。ペンはどうでもいいけど、Smart Keyboardつけるとスタイリッシュで格好いい。 Surfaceもそうですが見た目コンパクトなラップトップなので、iPadひとつで「これさえあれば何もいらない」生活を送りたいなと目論んでいたりします。 死ぬほど高いけど。

人はiPadひとつで生きていけるか

今はiPad 2017を使っているんですが、僕の性格上いつか勢いでProをポチってしまうはずなので、今の生活をiPadだけで完結できるか確認しておきたいなと考えてます。 と言っても、現状既に読書も映画アニメ鑑賞もネットサーフィンもiPadでこなしていて、デスクトップもしくはラップトップでやっていることなんて1週間に1回の競プロコンテストだったり趣味のゴミアプリ作成の時にコード書くくらい。 つまり、iPadでコードさえ書けてしまえば「これさえあれば何もいらない」生活が実現できるのです。

iPadでコードは書けるか

「iPad 開発環境」なんてググるとたくさんの人が試行錯誤している姿を拝めるわけなんですが、そんな記事達の中でいくつか共通して出現する単語がありました。

  • AWS Cloud9
  • codeanywhere

どちらもクラウド上に開発環境立ち上げて、iPadのアプリ(もしくはブラウザ)からリモードでコーディングできるサービスです。

codeanywhere試してみる

まず結論からですが、使用に耐えられませんでした。
アプリ版をBTでハードウェアキーボードを使ってみましたが、Ctrlキーが効かないのでshellのキーバインドもVimのキーバインドも使えません。
EditorのモードをVimに変更できるらしいんですが、探したものの見つからず(もうちょい探してみます)。

という感じで微妙な感想を抱き始めているところに怒涛のFree trialお知らせ通知。
2分に1回のハイペースで通知がくるのは無料で使わせていただいている身でありながらもやりすぎ感が…. アプリ立ちあげたタイミングで溜まっている通知が画面にポップアップされるのですが、全てクローズするまでエディタ画面に遷移できないし、もうエディタの使い勝手以前の話な気がする。

Webブラウザからも触ってみたものの、動作はもっさりしているし、設定画面は開かない(ただしjsonは開けるので直打ちすれば変更自体はできそう?)しで辛さしかありませんでした。

LintもSnippetも設定できるみたいなので腰を落ち着けてじっくり使ってみたらまた違うのか…とは思うものの、やはりタブレットで頑張ろうとするとある程度妥協する必要はありそうな感じです。

と、そこそこボロクソに言ってみましたが、あくまでFreeでのお話なので多少お金を払えばマシになるのかもしれません。
残念ながら僕の場合はお金を払う気持ちにはなりませんでしたが。

AWS Cloud9

ということでcodeanywhereは僕には合いませんでした。
もうひとつの候補であるCloud9については先日VultrのVPSを使って環境だけ整えておいたので、また別途触ってみようと思います。

純正の開発環境アプリ出してくれませんかね

iPadを1日中使い倒して「What's a computer?」と言ってのけるCM、懐かしいですね。
AppleさんがiPadをPCの代替として売っていきたい想いが少しでもあるなら、純正の開発環境アプリ作ってくれないかなと思ったり。
その際は是非Vimモード+vimrc対応のエディタを実装していただけると嬉しいです。

Surfaceという選択肢

純正の開発環境をーと書いてみたものの、そもタブレットに多くを求めすぎるのがいけない気もしますし、「これさえあれば何もいらない」はSurfaceの売り文句だし、Surfaceもいいんじゃないかと思います。
Surface Go、かわいいですし。スペックが不満ならPro買えばいいし。(Officeとの抱き合わせ商法?のお陰でこちらも死ぬほど高いですが…)